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三条市内で小学生を救助した里帰り中の男性に感謝状(2003.8.25)
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三条警察署(小田康夫署長)は24日、4日に三条市東大崎地内の用水路に転落して流されている小学生を救助した神奈川県横浜市、会社員岩崎健司さん(58)に人命救助の感謝状を贈った。
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小田三条署長から感謝状を受け取る岩崎健司さん
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午後1時に岩崎さんが三条署を訪れ、小田署長から感謝状を読み上げて金一封とともに感謝状を手渡した。
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感謝状と金一封を手に岩崎さん
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岩崎さんは、事故のあった用水路の向かいに実家があり、4日は早めの盆休みで里帰りしていた。坂道を自転車で下ってきた小学生の男の子が自転車ごと用水路に転落する瞬間を岩崎さんの義理の姉が実家の2階から偶然、目撃した。
義理の姉の「落ちた!大変!」という叫び声を聞き、1階にいた岩崎さんは何ごとかとサンダルばきで家から飛び出し、用水路で流される小学生を見つけた。
その日は用水路の水量が多く、水の深さは1m50cm近くあり、流れも速くて岩崎さんにとっても命の危険を感じるような状況だった。しかし、岩崎さんはとっさに小学生が流される方向へ走って先回りし、無我夢中で用水路に飛び込んで沈みかけていた小学生を引き上げた。
岩崎さんは「見ていた姉が功労者ですよ」と謙そん。発見と同時に岩崎さんが飛び出し、おいが警察に110番通報したと当時の様子を話し、「3人の連携があったからこそ、助けられた。1人が欠けてもだめだった」と話していた。
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