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27日朝、三条で地域通貨だけ使えるフリーマーケット(2003.8.26)
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三条市の地域通貨「らて」の運営事務局、三条市本町5、NPO法人地域たすけあいネットワーク(吉川静代表)は、27日午前7時半から同所、長谷源ビル前で「らて」だけが使えるフリーマーケットを開く。
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NPO法人地域たすけあいネットワークのスタッフ
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5月から本格流通となった地域通貨「らて」の流通促進を図ろうと、同所そばの八幡小路で開設される二七の定期市にあわせて今月から毎月27日に開く。今回27日は、婦人衣類や食器、布生地、子ども服といった不要品などを午前10時ころまで販売する。
事前に販売する商品を寄付した人には「らて」を配布しており、買い物をする人も「らて」で支払う。現金は使えない。「らて」の説明コーナーやボランティア登録の受け付けも行い、「らて」を持たない人もその場でボランティア登録すると「らて」がもらえる。
ボランティアといっても堅苦しく考える必要はない。パソコンの指導や英会話の相手、漬け物の漬け方を教える、話し相手になる、雪かきを手伝うなど、特別な能力でなくても自分のできる範囲の身近なボランティアで登録できる。
本格流通から3カ月余りたち、まだ「らて」を知らない人もいれば、逆に使う場所がなくて手元にたくさんの「らて」をかかえるいわば「らて長者」もいる。同ネットワークのスタッフは「使う場所を提供することで、興味をもってほしい。持っている人もない人も、ぜひ立ち寄ってみてほしいですね」と呼びかけ、「ゆくゆくは定期市でも使えるようになれば」と期待している。
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