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三条市消防団2部の小型動力ポンプを更新(2003.8.29)
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三条地域消防本部(堀内俊夫消防長)は、29日午後1時半から同本部で三条市消防団の南分団第1部(曲渕)と北分団第1部(東裏館)に1台ずつ配備する小型動力ポンプの引き渡し式を行った。
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新しい小型動力ポンプを試運転する三条市消防団の南分団、北分団の団員
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両分団から団員12人が訪れ、堀内消防長から南分団第1部堀内盛雄部長と北分団第1部横山正部長に新しい小型動力ポンプの工具箱と取扱説明書を手渡した。
両分団とも昭和54年に配備したポンプの老朽化に伴う更新。新しいポンプは旧型と違ってオイルを必要としないオイルレス式で、放水の反動が小さく、一人でも放水できる無反動管槍タイプ。最大出力40.8馬力で1分間に1230リットル、ドラム缶約6本分を放水でき、価格は124万9,500円。旧型は34馬力、1000リットルで、78万円だった。
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新しい小型動力ポンプを前に記念撮影
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堀内消防長は「24年前のものより数段、高性能で高価。大事に取り扱っていただきたい。訓練にはいくら使ってもいいですが、火災では使わなくていいように、日ごろの防災活動もお願いしたい」と話した。
さっそく新しいポンプを試運転し、操作方法を説明。団員は放水と逆に押し戻される反動が抑える新機構に「圧力のかかり方が前と全然違って少ない。軽いし、使いやすい」と喜んでいた。
同消防本部は、三条市消防団45部に各部1台のポンプを配備している。15年をめどにポンプの更新を考えているが、財政が厳しいために20年以上は使わなければならないのが現状だ。
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