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燕市議会の合併に関する住民投票条例案の一本化は物別れに(2003.9.4)
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住民投票で住民の合併の意思を問うため、議員発議で住民投票条例の制定の提案を進める燕市議会は3日、各派代表者会議を開き、提示されている3つの条例案の一本化を図ろうと協議した。しかし、話し合いは平行線のままで、県央東部合併の法定協議会設置の賛成派と反対派で別々に議員発議を行うことになった。
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3日開かれた燕市議会の各派代表者会議
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会議は非公開で、各派代表と議長の7人が出席して行われた。8月25日の議員懇談会で提示された条例案は3案。県央東部合併法定協議会設置に反対していた飛燕会(川上靖夫会長・6人)、草の会(大岩勉会長・2人)、共産党燕市議団(本多了一会長・2人)の3会派から合併の枠組みを、三条・田上・栄・下田と燕の5市町村か、あるいは吉田町と燕のどちらを選択するという案を示した。
県央東部合併の法定協設置に賛成した爽風の会(野島善夫会長・3人)と燕和会(大山治郎会長・7人)は2案を提示。A案は三条・田上・栄・下田と燕の5市町村の合併の賛否を問い、B案は三条など4市町村と燕か、あるいは吉田町と燕かのどちらを選択するもの。
会議のあと、県央東部合併の法定協設置に反対した3会派の市議10人が会見。代表者会議で県央東部の賛成派はB案を引っ込めてA案だけを提示。県央東部の反対派は反対派の案と似ているB案とで調整を図ろうとしたため、意見は平行線をたどり、一本化できなくなったと説明した。
会議の内容を説明し、3会派の示した案で9日から22日まで会期の9月定例会で議員発議を行うとした。
一方、県央東部合併に賛成していた2会派は、1日も早い発議をと市長に「臨時会を開くことを要請した」と話し、反対派より先に発議を行いたい考えのようだ。
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県央東部合併研究会関連データ〜ニュースタンク
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