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三条・田上・栄・下田合併協議会設立準備会第1回会議(2003.9.12)
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三条・田上・栄・下田合併協議会設立準備会(会長・高橋一夫三条市長)は、12日午前10時から三条市体育文化センターで第1回会議を開き、組織、運営等に関する要領の制定、予算、日程、新市将来都市構想の決定についてなどを決め、委員の決定などについて報告した。
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12日開かれた三条・田上・栄・下田合併協議会設立準備会の第1回会議
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構成4市町村の首長と助役、市町村議会議長と合併の特別委員会委員長、議会選出議員の合わせて24人の委員全員が出席。会長の高橋三条市長は、1日の同準備会設立で会長に三条市長、副会長に田上、栄、下田の3町村長が就任したことを報告し、「4市町村長ともに準備会の活性に努力していく」とあいさつした。
自己紹介のあと事務局が議案の説明と報告を行い、すべて原案通り決めた。予算は歳入歳出とも590万2000円。
今後の日程は、19日に第2回、24日に第3回会議を開いてそれぞれ「合併した場合、しない場合の財政フレーム、県央東部の5市町村で検討したもの以外の制度調整」、「法定協議会で策定する新市建設のなかに取り入れていきたい主要事業、全体を通しての構想案」のテーマで協議する。
26日か27日ころに住民代表に意見を求める。10月10日に第4回会議を開いて「新市将来都市構想の決定」を協議し、新市将来都市構想の概要版を作成して住民説明会を開き、11月の法定協議会立ち上げを目指す。
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左から小林栄町長、佐藤下田村長、高橋三条市長、佐藤田上町長
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新市将来都市構想は、先の県央東部合併研究会で検討したものをベースに検討する。ただし、本文中の数値は新しい枠組みで修正し、財政フレームは変更が大きいため改めて別に協議する。
また、行政サービス水準と住民負担は、県央東部5市町村で調整した44項目の内容を踏襲し、「燕市の例による」としたところもそのままに。ただし、水道料金は水源の違う燕市が抜け、4市町村はいずれも三条地域水道用水供給企業団から受水しているため、改めて提示する。
質疑では田上町の委員が燕市の参加の申し出があった場合の受け入れ体制を質問し、高橋三条市長は「私は快く燕さんを仲間に入れて、その場合には、かつて5つで法定協へ入るところまでいったものがある。それを生かして5つでまだ決まっていないものをこれからやっていくわけだから、5つで進めていく」と、燕市が加わっても合併へのプロセスはスムーズに進むとした。
また、燕市議会で三条市が発行したミニ公募債「ひまわり債」は三条市の財政難を示すものとする答弁があったことについて高橋三条市長は「三条市が決して銀行から金を借りられなくなったものではありません」と話し、政府系や民間金融機関から借りていたものの一部を市民から調達したものであり、利率などを考えても「市にとっても市民にとっても銀行にとってもいいもの」と説明した。
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県央東部合併研究会関連データ〜ニュースタンク
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