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台風接近のフェーン現象で三条市はことし最高37.2度(2003.9.14)
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台風14号の接近に伴うフェーン現象で、13日は日本海側を中心に猛烈な暑さとなり、三条市では最高気温37.2度を記録することしいちばんの猛暑となった。
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ことしいちばんの暑さでにぎわった13日の三条市民プール
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三条地域消防本部の毎正時の観測では、気温は午前6時の25.0度で夏日に、同9時には31.4度と早くも30度を超える真夏日に突入した。
その後も気温は上がり続け、午後1時と2時には13日最高の37.2度を記録。この暑さで、三条市内では中学校の体育祭に出ていた生徒が夕方になって気分が悪くなり、熱中症の疑いで病院に運ばれた。
台風14号の影響で午後3時過ぎころからしだいに西寄りの風が強まった。午後7時までの1時間には瞬間風速で最大17.7mを観測した。
また、湿度は午後1時の34.8%まで下がり、乾燥と強風で火災の危険性が高まったため、日中から午後8時ころまで管内を巡回広報し、拡声器で「火の取扱いには十分な注意を」と呼びかけた。
体温を上回る暑さで三条市民プールは、涼を求める小学生や親子連れなどでにぎわった。同プールの屋外プール利用期間は9月15日までと決まっており、3連休とともに夏のシーズンオフとなる。
13日は、ことし最高の入館者だった8月3日の691人には及ばないものの、いわばフェーン現象効果で500人余りが入館。抜けるような青空の下で水しぶきをあげ、夏の終わり満喫していた。
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