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昨年、燕市内のたばこ店で発生した強盗致傷事件で暴力団幹部ら8人逮捕(2003.9.18)
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県警本部捜査第一課、暴力団対策課、新潟西署、燕署などの合同捜査班は、18日までに昨年11月に燕市秋葉町のたばこ店で発生した強盗致傷事件の強盗致傷、強盗予備の疑いで指定暴力団幹部ら8人を逮捕した。
8人はいずれも指定暴力団に所属。逮捕したのは、4日に逮捕した山口組系組長荒川康志容疑者(35)=福岡市南区・強盗致傷=、同組員福田和彦容疑者(31)=大阪市生野区・強盗予備容疑=、11日に逮捕した同同高橋智幸容疑者(34)=新発田市御幸町4・強盗予備=、同幹部青柳友栄容疑者(42)=豊栄市嘉山5・強盗致傷=、稲川組系幹部勝見周一容疑者(55)=新潟市中野山6・強盗致傷=、同組員川上金次郎容疑者(32)=新潟市上木戸5・強盗致傷=、山口組系組員真田輝茂容疑者(32)=新潟市藤見町2・強盗予備=、17日に逮捕した指定暴力団山口組系幹部板谷重美容疑者(48)=福岡市南区花畑2・強盗予備=の8人。
調べでは、荒川、青柳、勝見、川上の4人の容疑者は、平成14年11月26日午後7時ころ、燕市秋葉町1、たばこ店経営Aさん(当時57)方に押し入り、Aさんに包丁とスタンガンを突きつけて「金を出せ、出さないと殺す」などと脅し、Aさんをしばり、現金約81万8,000円と金庫と預金通帳などを奪い、Aさんに右手首と左大腿部に10日間のけがを負わせて逃走していた。
また、昨年11月22日ころの夜には、容疑者8人がAさん方に押し入って金を奪うことを計画し、目出し帽などを準備して押し入る機会をうかがっていたが、何らかの理由でその日は犯行に及ばなかった。
勝見、川上の両容疑者は昨年、新潟市の会社役員宅に強盗に入り、神奈川県横浜市のパチンコ店にも1,000万円を奪う強盗事件を起こしており、すでに逮捕、起訴されていた。新潟市での犯行の手口が燕市での強盗の手口と似ていたため、追求したところ、燕市での犯行も明らかになった。
■関連リンク
燕市内のたばこ店に4人組が強盗、逃走(2002.11.27)
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