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高橋燕市長が合併住民投票で負ければ辞職を会見でも明言(2003.9.25)
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燕市の合併住民投票に伴う「合併賛成に○をつける会」の燕市議員団は、25日午前9時から燕商工会議所で会見を行い、高橋甚一燕市長は住民投票の結果、県央東部との合併に反対が賛成を1票でも上回った場合「潔く辞任します」と決意を述べ、市民に対して「私を信じていただきたい」と合併賛成に理解を求めた。
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25日の「合併賛成に○をつける会」の会見
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高橋市長は住民投票に至る経過を話し、「燕市民一人ひとりが、これからの将来、燕市がどうあるべきか、慎重に真剣に市民に考えて意見を出していいただき、投票で表していただく。おひとりおひとりの重要な問題です」と、市民が住民投票の重みを受け止めるよう求めた。
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政治生命をかけて背水の陣で住民投票に向かう決意を示す高橋燕市長
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住民投票には賛成の立場で運動の先頭に立ち、政治生命をかけて市民に訴えていくとして「仮に私の思うことが市民の皆さまに、私が今まで市政に携わってきたなかでこう主張しているわけですから、その主張が通らなかった時は、潔く辞任します。固い決意で望んでいきます。私ひとりの問題ではなくて、これは市民の幸せのために主張している。それが、われわれの大きな役目であり使命である」と決意を述べた。
さらに「10年後、20年後、現在の燕がどうあるべきか、それがいちばんの基本であり、また、これからの子や孫に私たちが残すべき大事な使命である。そういう気持ちを大きくもって、運動を活発にしていきたい」と、合併が将来を見据えた間違いのない選択である強い確信を示した。
最後に「先見性と市民のみなさまの良識を私は信じていきたい。7年間、行政の長としてやってきた私がいちばんよく知っているわけですから、ぜひとも私を信じていただきたい。市民の皆さまにできるだけ多くの理解を求めていきたい。私を信じていただきたい。最後まで頑張ります」。
住民投票まで残りほぼ1カ月。時間的にも合併のメリットを市民に周知徹底するのが難しいという考えもあってか、高橋市長は「信じてください」を繰り返し、自身の確信に対する市民の信頼に期待した。
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県央東部合併研究会関連データ〜ニュースタンク
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