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燕市・合併住民投票賛成派が3種類のちらしで反対派に真っ向反論(2003.10.2)
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燕市の「合併賛成に○をつける会」は1、2の2日間、3種類のちらしを新聞折り込み広告で市内に配布し、合併賛成の理由や先に反対派が配布したちらしへの反論を掲載して市民に合併の賛同を求めている。
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燕市の合併賛成に○をつける会が新聞折り込みで配布した3種類のちらし
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ちらしは、ピンク色のB4判サイズ、A4判サイズ、A3判サイズの3種類で、それぞれ両面印刷で13,000部を新聞折りこみにした。
1日に配布したB4判のちらしは、先に反対派がちらしに掲載した合併によるデメリットに対し、「県央東部合併研究会で5市町村の代表が検討した結果では、住民サービスと負担がどうなるか住民の関心の高い項目については調整を行い結論が出ている」として、県央東部合併研究会が昨年10月に全戸配布した「合併の新市将来都市構想概要版」の内容を元に反論する。
内容は7項目に分かれ、先に反対派が配布したちらしを「黄色いチラシ」と呼び、「黄色いチラシでは『三条市と合併すると・・ガス・水道+下水道+保育料で月々10,900円高くなります』」には「値上げはしません。ゼロです。」と太字で書く形で真っ向から反論する。
さらに反対派が燕市民の負担が重くなるとしていることについては、保育料や在宅介護手当などは燕市の例により調整する、燕市のガス公営事業はそのまま新市に引き継ぐ、水道料金は水源が異なるので変わらないなどと、明快に反論する。
2日に配布したA4判のちらしは「10月26日の投票日に合併賛成に○をつけましょう。」の白抜き文字で始まり、「10年、20年後を考えると合併しないわけにはいきません。」と、少子高齢化の影響などから今後、燕市が単独では立ちゆかなくなる財政状況を説明。また、A3判のちらしではQ&A形式で19項目にわたって燕市が合併しなければならない理由、三条市方面との合併の必要性を説明する。
同会では、5日午後7時から燕市文化会館で総決起大会を開き、各地区の合併賛成の説明会を開いていく。また、高橋甚一市長は公務のあと連日、訪問活動を行って「燕三条市の実現へ、燕市の将来を考えましょう」とある名刺やちらし市民に手渡し、合併賛成の運動への協力を求めている。
一方、反対派は2日、「三条との合併反対に○を」と書いた、のぼり200本を市内に立てており、燕市内では至るところで「賛成○」「反対○」の文字が目に入り、住民投票への熱が高まっている。
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県央東部合併研究会関連データ〜ニュースタンク
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