燕市から技能五輪全国大会出場の5人が市長表敬訪問

25、26の2日間、新潟市で開かれる第41回技能五輪全国大会に出場する燕市の5人の選手が10日、高橋甚一燕市長を表敬訪問した。

市長を囲む第41回技能五輪全国大会に燕市から出場する選手。前列左から長谷川祐介さん、高橋市長、高山友紀子さん、後列左から高山智弘さん、保倉大輔さん、桜井亮輔さん

技能五輪全国大会は、23歳以下の青年技能者の技能レベルの日本一を競う技能競技大会。ことしは新潟県での開催で、朱鷺メッセや県立新潟テクノスクールなど新潟市を中心にした7会場で全34職種の技能を競い、県内からは予選大会で優秀な成績を収めた人など23職種に162人が出場する。

燕市に住む青年も3職種に5人が出場。職種別で「旋盤」に県立三条テクノスクールの保倉大輔さん(20)＝小中川＝、高山智弘さん(19)＝水道町1＝、桜井亮輔さん(19)＝小高＝の3人、「西洋料理」に新潟調理師専門学校の長谷川祐介さん(20)＝秋葉町2＝、「フラワー装飾」に新潟会計ビジネス専門学校の高山友紀子さん(19)＝中央通5＝の5人で、午前8時半に市役所を訪れて高橋市長に出場を報告した。

高橋市長は「燕の産業は常に新しいものを求めている。基礎を支える技術が大切で、若い人がいることで、さらに伸びていく。それぞれの分野で、みなさんが頑張ることは誇りであると同時に、燕はまだまだ頑張れる」と19、20歳の羽ばたこうとする若い人材に目を細めていた。

このほか、県央地域からは三条市15人、加茂市5人、分水町と弥彦村から3人ずつ、栄町2人、吉田町と田上町、下田村から1人ずつの計31人が出場する。31人は市町村と所属は次の通り。

【機械組立て】▲松田卓［分水町／松下電工(株)新潟工場］▲関戸成典［同／同］▲丸山幸成［吉田町／同］
【メカトロニクス】▲目黒翔太［三条市／県立三条テクノスクール］▲中村正樹［同／同］▲星野喜幸［弥彦村／同］
【旋盤】▲五十嵐俊之［三条市／県立三条テクノスクール］▲若穂囲雄司［同／同］▲鈴木優也［下田村／同］
【左官】▲近藤健則［加茂市／県立魚沼テクノスクール］▲岡村裕史［栄町／同］
【建築大工】▲知野隆行［三条市／(株)家のスギヤマ］▲保坂将吾［同／マルモ建設(株)］▲竹田桂太朗［同／(株)竹田工務店］▲須佐正明［栄町／(有)中村建築］▲藤原正和［弥彦村／泉建築(株)］▲藤森大輔［同／(有)二村建築］
【フラワー装飾】▲久保育代［三条市／フレッシュはな正(株)］▲久住麻里子［分水町／新潟会計ビジネス専門学校］
【美容】▲細川幸代［三条市／(株)弥栄・シオンビューティーカレッジ］▲浅間真理子［同／同］▲西村矢一［三条市／(有)ヘアーサロン天神］
【西洋料理】▲坂井正人［三条市／新潟調理師専門学校］▲真保元成［同／同］
【造園】▲坂上大輔［加茂市／(有)斉藤造園］
【洋菓子製造】▲金子尚美［加茂市／Mille Reve］
【日本料理】▲風間美佳［三条市／にいがた製菓・調理師専門学校えぷろん］▲有本佳央［加茂市／同］
【和裁】▲鈴木麻緒夏［三条市／東亜和裁士育成学院］▲佐藤綾子［加茂市／今井和裁長岡営業所］▲小田久美子［田上町／新潟きもの学院］