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三条・田上・栄・下田合併協議会設立準備会の最後の会議(2003.10.12)
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三条・田上・栄・下田合併協議会設立準備会(会長・高橋一夫三条市長)は10日、第4回会議を開き、住民負担の追加制度調整10項目と新市将来都市構想を決めた。
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10日開かれた三条・田上・栄・下田合併協議会設立準備会第4回会議
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委員全員の24人が出席。事務局から構成4市町村がそれぞれに開いた住民代表者説明会の状況を報告し、住民負担に関する10項目の制度調整内容を提案。結婚祝金の項目以外は原案通り決まった。
結婚祝金は4市町村のうち下田村だけが行っている事業。新婚1組に3万円を支給するもので、これを合併とともに廃止する原案に、岡田兵一郎市議が少子化対策に逆行にしているという理由で反対。岡田市議の意見に同調する委員もあったため、原案を覆し、新市では下田村の事業を引き継ぐことに全会一致で決めた。
また、県央東部合併研究会では国民健康保険税を税率のいちばん低い市町村に合わせるとしていたが、今年度は一部の市町村が税率を引き下げ、これに伴って上期の医療費が対前年比で大幅増加た。そのため、税率のいちばん低い市町村に合わせて国保会計を運営すると、合併初年度で基金が底を突くと予想されるため、法定協議会へ進んでから再協議することにした。
制度調整の項目は、燕市を含む5市町村で決めた41項目と4市町村の第2回会議で決めた25項目、それにこの日の10項目を追加して計76項目が決まった。
質疑で下田村の委員が燕市から参加申し込みがあった場合に高橋三条市長が快く受け入れるとした考えに変わりがないか確認したのに対し、高橋市長は「はい。私は同じ考えです」と明快に回答した。
さらに県央東部合併研究会での決定事項に新たに4市町村で決めたが加わっており、再び燕市が参加した場合に変更があるかという問いに高橋市長は「5つで決めたことはそのまま、4つで決めたことは前提で了解してもらう」と話した。
同準備会の会議は4回目のこの日で終わった。このあと15日の栄町会場を皮切りに11月14日まで各市町村で住民説明会を開く。その後のスケジュール案は、11月17日に市町村単位で合併の特別委員会、26日に臨時議会を開き、12月1日に法定協議会の立ち上げを示した。
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県央東部合併研究会関連データ〜ニュースタンク
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