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三条凧協会と三条凧同好会は19日まで三条市中央公民館で第21回写真コンテスト入賞作品と歴代組凧絵、明治時代からの合戦写真資料と合わせて、今回初めて昭和15年からの凧合戦ポスター39枚を展示している。
写真コンテストでは6月7、8日に開いた三条凧合戦で撮影した応募作品49点から、日本写真家協会会員の高橋利信さんに審査を委嘱し、最高賞の推薦1点、特選2点、準特選5点、入選15点を選出、計23点を展示している。
推薦の三条市東裏館2、須藤謙一さんの「それ！それ！」は、合戦が始まり揚げ師たちの真剣な表情をとらえたダイナミックな作品。特選は、三条市曲渕、新飯田茂雄さん「よっし！合戦だ」と同緑ケ丘、近藤松衛さん「凧にひかれて」の2点。 毎年、写真コンテストの入賞作品の展示と合わせて、歴代凧組のシンボル凧56枚や明治、大正、昭和の時代からの凧合戦写真資料112点を展示しており、明治時代の合戦や昭和初期の日独伊軍事同盟の3カ国の国旗を表した凧、昭和39年の新潟国体歓迎市中パレードや昭和42年三条実業夜学校凧合戦運動会など、着物姿の人も登場する凧合戦や町のようすなど時代の変遷を感じる写真資料だ。 また、今回初めて、昭和15年からのポスターを展示しており、現在は合戦のカラー写真が使われているポスターも、絵を使ったものや会場も現在の田島橋上流ではなく総合グラウンドと記されているものなど39点を展示している。入場無料。19日は午後5時まで。 |
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