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県央東部合併反対派が「合併について語り合う女性のつどい」(2003.10.20)
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燕市の県央東部合併に反対する「三条との合併」反対に○をつける会(川上靖夫会長)は、20日午前10時から燕勤労者総合福祉センターで合併について語り合う女性のつどいを開き、市民生活に密着した公共料金を中心に合併後の変化を説明した。
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20日開かれた合併について語り合う女性のつどい
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高校生から80歳代の女性11人が出席。同会の長井由喜雄、大原伊一の市議2人が話し、合併後にサービスは水準の高い市町村に合わせ、逆に負担は低い市町村に合わせるとする合併の前提が長く続かないとう見通しを示した。
さらに同会で発行した3枚の黄色のちらしなどを基に、水道やガス料金、保育料、乳幼児医療費助成など燕市がほかの市町村より優れている現状や合併後の見通しを話した。
水道料金は、賛成派が合併しても値上がりしないという水道料金について「1年、3年、5年後になるかわかりませんが、上がると思う」。「ひとつの市になった時に燕だけがガス、水道などが安くて、三条方面の人は納得ができないはず。訴訟が起きて(料金が違うのは)だめとなる」と続けた。
燕市のサービスや市民の負担は、三条方面との合併で燕市に合わせて同じということはあるが、よくなる可能性は少なく、同会の試算では水道料金は吉田町の方が燕市より1,000円余り安く、吉田町と合併すれば負担は軽くなる可能性があるなどと話した。
参加した女性は「単独でいった場合どうなるのか不安だ」、「三条市がすごい借金を持っているというが、具体的にどうなのか」と不安を話す人もいれば、「話を聞いてよくわかった」と納得する人も。「賛成、反対の両方の話を聞いて混乱し、わけがわからなくなっている人もいる」と、合併の賛否を住民レベルで判断する難しさを話す人もいた。
最後に長井市議は「燕市の将来が、たった1回の投票で決まる。ちらしにまどわされることなく、真剣に考えてほしい」と話し、正午に終わった。
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県央東部合併研究会関連データ〜ニュースタンク
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