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spacer三条市で4市町村長出席の合併に関する住民説明会spacer(2003.10.21)

三条市は20日午後7時半から市役所で合併に関する住民説明会を開き、三条・田上・栄・下田合併協議会設立準備会(会長・高橋一夫三条市長)の構成4市町村の首長が出席して三条市民に新市の将来都市構想などを説明した。

キャプション

20日開かれた三条市の合併に関する住民説明会

市民約40人が参加。新市将来都市構想の説明とともに、4首長からそれぞれの立場で合併の必要性や決意を話した。

あいさつで高橋三条市長は、昭和46年に高田と直江津が合併して上越市が生まれた当時、三条市と燕市を合わせると人口も予算も上越市を上回っていたが、今では逆転。税収でも大きな差をつけられている現状を説明した。

左から下田、栄、田上、三条の首長

左から下田、栄、田上、三条の首長

そのうえで「私は、もうメリットだデメリットだと議論をしている段階ではないと考える。昭和46年に合併した上越市と合併しなかった燕と三条。もっと早く合併して、メリットを出そうというところに置かれているんだろうと思う」と合併の流れを歴史が証明していると話した。

質疑では、杉野真司燕三条青年会議所理事長が燕市の合併住民投票に関して「反対派が出しているちらしで、行政サービスの『サービスは高く、負担は低く』の原則は3年くらいしか持たないと言っているが」と確認を求めた。

高橋市長は、原則はどれもこれも全部がサービスが高くなるわけではないとして、そのためにすり合わせをして決めており、大きな日本経済の問題などの要因がなければ「2、3年でひっくりかえるようなちゃちな計画ではない」と反対派の主張を切り捨てた。

さらに「ぜひ燕さんが私どもと一緒になるということが多くなることを望んでいます。もし、また一緒になろうということになれば、喜んでお願いしたい」と燕市の参加に期待した。

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