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燕市議会の合併意見交換会に市民700人参加の大入り(2003.10.23)
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燕市議会(赤塚功議長)は、22日午後7時から燕市文化会館で市議会議員による合併についての意見交換会を開き、会場を埋めた700人の市民の前で合併住民投票の賛成、反対の両派の主張やパネルディスカッションを行った。
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立ち見も出る大入りとなった燕市議会主催の合併に関する意見交換会
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26日の合併住民投票に向けて賛否両派は連日、ミニ集会やちらし発行などを繰り広げている。それでも市民からは相反する考えを同時に聴き比べたいという要望が多かったことから、市議会で意見交換会を企画した。
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ひな段に並ぶ上が合併住民投票賛成派、下が反対派の市議
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賛成派の合併賛成に○をつける会から大山治郎市議、斉藤紀美江市議、田野隆夫市議の3人と反対派の「三条との合併」反対に○を付けに行こう会から星野義則市議、本多了一市議、阿部健二市議の3人の計6人が参加。両派から大山市議と星野市議が主張を述べたあと、中立な立場として市民代表の中野信男さんをコーディネーターにパネルディスカッションした。
パネルディスカッションでは、吉田町を視野に入れた合併の進め方や将来の町づくり、合併の時期、公共料金の値上げや財政などについて、それぞれ両派の市議1人が回答する形で進めた。
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熱気にあふれる会場
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合併で市民の声が市政に届かなくなる、合併しないと地域の魅力が低下するのかという質問には、反対派の本多市議は「市の魅力は規模の大小で決まるものではない」、さらに「議員の数が減るということは地域の問題を議会に反映するルートのパイプが詰まるということ」と弊害を指摘した。
一方、賛成派の斉藤市議は「燕市の81町内すべてに議員がいるわけではない。そこの地域だけ考えるものでなく、町全体のことを考えるのが市議会議員の仕事。先人は誇りを持って三条市と対等に付き合ってきた。燕の人は誇りを持ってつき合っていけば決して飲み込まれることはない」など、互いに主張を述べた。
参加した市民は、それぞれの主張で納得した意見にはうなずいたり、拍手を贈ったり、納得できない意見には首を傾けたりしながらも両派の意見を真剣に聞いた。
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県央東部合併研究会関連データ〜ニュースタンク
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