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11月3日、加茂川で恒例の鮭祭りでサケ販売やサケなべも(2003.10.31)
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加茂市の加茂川漁業協同組合(相川義弘組合長)は、11月3日午前10時から加茂川・下川原橋下河川敷で第16回鮭祭りを開き、加茂川で捕ったサケを販売、サケなべのごちそうなどを行う。
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第16回鮭祭り会場のウライを組んだ加茂市・下川原橋上流側
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加茂川は加茂市の市街地を流れる。この川をのぼってきたサケとサトイモやダイコンを煮込んでサケなべを調理し、先着約100人に無料でふるまい、イクラの販売、タマゴ入りのメスのサケを1匹1,000円から2,000円で販売する。
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下川原橋から下に見えるサケの姿
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ほかにもアユやヤマメを焼き、参加者に無料で味わってもらが、なくなりしだい終了。毎年ざっと150人が訪れており、昼前には終わっている。
同漁協では20年以上前から加茂川にサケの稚魚を放流している。鮭祭りは、母なるふるさとの加茂川を目指して厳しい環境を生きるサケを市民とともに迎え、きれいな川や山を次代へ引き継ぐ願いを込めて毎年、開いている。
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下川原橋からのぞき込むようにサケを見る市民
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下川原橋の上流側にタケ製の「ウライ」を組んでサケを捕る。ことしも14日からサケの遡上(そじょう)が確認され、30日までに70匹余りを捕獲した。遡上は11月下旬ころがピークで、12月初めころまで続く。
加茂川でのサケの捕獲量は、3年前は約3,500匹、一昨年は約4,000匹、そして昨年は関係者も驚く約7,500匹にのぼった。下川原橋からは、川をのぼるサケを見られることがあり、橋の上で足を止め、川面に魚影を探す市民もいる。
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