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三条四日町小が五十嵐川河川敷を清掃(2003.10.31)
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ボランティアをテーマに総合学習を行う三条市立四日町小学校(渡部則夫校長)5年生は30日、「五十嵐川をいこいの場にしよう」と地域の人にも参加を呼びかけて五十嵐川河川敷の清掃を行った。
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五十嵐川左岸を清掃する三条市立四日町小5年生
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5年生65人すべてと渡部校長はじめ担任教諭、保護者、東新保地区の住民、市生活環境課職員など合わせて約100人が参加。午後2時からJR信越線の鉄橋から昭栄大橋下流付近までの河川敷を清掃した。
参加者は軍手を着け、ボランティア用の黄色いごみ袋を手に河川敷を歩いて空き缶などのごみを拾い、遊歩道をおおうように伸びた草をかまで刈った。
児童たちは「こんなに大勢でやったのは初めて。だんだんきれいになる」、「きれいになるとごみを捨てようと思った人もやめると思う」と目を輝かせて清掃に励んだ。協力してくれた地域の人や市職員には、牛乳パックを利用した手作りの「しおり」をプレゼントした。
同校5年生は、総合学習のテーマを「ボランティア」に決め、環境、福祉、社会の3つのグループに分かれて取り組んでいる。環境グループの児童37人は、三条市の「三条まち美化ボランティア」にも登録し、緑や自然、ごみ、五十嵐川、信濃川など課題を決めてグループごとに活動している。
そのうち五十嵐川で活動するグループは、五十嵐川右岸河川敷は商店街の商店主らが清掃しているが、左岸側は手入れされていないため、自分たちの手できれいにとグループの11人で月1回、ごみ拾いや草取りを行っている。
たばこの吸いがらや花火のごみ、空き缶など、当初はたくさん見つかったごみは、減っているものの、児童だけでは限界もある。グループのリーダー、井浦太一くんは「ぼくたちだけじゃできないと思ったので、地域の人にもお願いしました」と話している。
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三条市立四日町小学校
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