東京管区気象台(桃井保清気象台長)は4日、長年にわたり気象庁のアメダスの運営に協力している加茂市に感謝状を贈った。
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左から杉村気象庁新潟地方気象台次長、八木同観測予報課主任技術専門官、小池加茂市長
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アメダスは全国約1,300カ所に設置した自動気象観測装置を使った地域気象観測システム。その観測装置のひとつとして昭和58年6月に加茂市の宮寄上浄水場に雨量計を設置してからことしでちょうど20年になることから感謝状を贈った。
午前11時に杉村秀夫気象庁新潟地方気象台次長と八木重雄同観測予報課主任技術専門官の2人が市役所を訪れ、小池清彦市長に加茂市水道事業宛、桃井保清同気象台長名の感謝状を手渡した。
杉村次長らは「宮寄上は、山間部の観測では大事な場所」と話し、加茂市では加茂川上流部での雨量観測は「加茂川の大水害にもつながっていましたし、今は越後加茂川夏まつり開催にも雨量の情報が非常に役立っている」と話していた。
同気象台は、11月1日の同気象台創立記念日にあわせて毎年、気象業務に寄与し、気象災害防止に貢献した管区内の団体や個人に感謝状を贈呈している。ことしは県内ではほかに新津市のさつき農協など5団体を感謝状贈呈の対象とした。
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