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8日に三条図書館で古本リサイクル大会、初めて除籍図書も(2003.11.5)
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三条市立図書館(芳賀吉昭館長)は、8日午前10時から同図書館で古本リサイクル大会を開き、除籍図書や雑誌を1冊20円から50円で販売する。
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8日開く三条市立図書館の古本リサイクル大会で販売する除籍図書や雑誌
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販売するのは同図書館の除籍図書と雑誌。除籍図書は出版から10年以上たち、過去5年間に貸し出しがなく、それに代わる図書があるものを基準に選定した主に実用書。雑誌は2年の保存期間を過ぎたもので、合わせて約4,700冊にのぼる。ただ、古くても廃棄しない児童書や小説は、ほとんどない。 午後2時に終わる。
同図書館は平成8年から古本リサイクル大会を開いており、今回で5回目。これまでは利用者が持ち寄った本の交換会や同図書館所蔵の保存期間を過ぎた雑誌の販売を行ってきたが、除籍図書の販売は今回が初めて。
同図書館の蔵書は、建設時に想定した最大20万冊を超える23万冊に達しており、図書館機能をもつほかの施設に蔵書を移動させたり、いたんだ本を廃棄処分したりしてしのいできた。
3年前に蔵書管理などを電算化したことで、一定の条件で除籍にできる図書を簡単にしぼり込めるようになったため、除籍図書の販売が可能になった。
前回、一昨年のリサイクル大会では、雑誌940冊を1冊50円で販売、うち254冊が売れている。古くなった本をただごみにするのではなく、再び人の手に渡すことでリサイクルするためにも、市民の購入を呼びかけている。
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三条市立図書館
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