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9日まで丸井今井邸で「信賀斉の水彩画展」(2003.11.6)
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三条市・丸井今井邸保存会は、5日から9日までの5日間、三条市丸井今井邸で「信賀斉の水彩画展」を開き、三条市横町1、画家、信賀斉さん(67)の近郷の風景や花などを描いた作品を一堂に展示している。
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9日まで丸井今井邸で開かれている「信賀斉の水彩画展」
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信賀さんは与板町出身で、1958年多摩美術大学絵画部油科卒業。91年まで教員生活を送り、美術教諭として三条市内では第一中学校と大崎中学校で勤務したこともある。
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三条市・丸井今井邸に水彩画を展示する信賀斉さん
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油絵の具象が専門だが、水彩画を描き始めたのは、10数年前に妻が亡くなった影響も大きく、油絵に行き詰まったと言う。「もう一度、原点に帰って物事を見ながら熱中しよう」と7年ほど前から近郷の四季を描き始めた。
最近は月に20日間ほどスケッチに出かけ、これまで描きためた作品は1500点を超える。その中から10号サイズを中心にした80点余りとスケッチブック5、6冊を展示。作品は横に2段、3段とぎっしり並ぶ。
スケッチブックに描かれた守門岳や粟ヶ岳などの赤く染まった山々や白い雪景色の中を流れる下田村の川と四季折々の表情を見せる近郷の風景、今は銅板に張り替えられた三条市内にあった茅葺き屋根の家などの変わりゆく風景。1枚の作品を完成させるまでに何度も同じ場所へ行くという信賀さんの記録帳でもある。
6日が午後8時までのほかは毎日午前10時から午後4時まで開いている。入場無料。
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「初秋の頃」、今は改築された茅葺き屋根の家 |
「冬景色が好き」という信賀さんの冬の1枚、下田村の駒出川 |
「粟ヶ岳を望む」 |
■関連リンク
丸井今井邸ホームページ
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