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三条地域消防が関係機関と一人暮らし世帯の防火指導(2003.11.11)
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9日から15日までの秋の火災予防運動に合わせて三条地域消防本部(堀内俊夫消防長)は10日、関係機関とともに三条市内の65歳以上の一人暮らし世帯の防火指導を行った。
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三条地域消防本部が関係機関と一人暮らし世帯の防火指導
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火災予防運動の期間中に毎年行なっており、同本部、東北電力(株)、北陸ガス(株)、(株)コロナ、市健康福祉課の5団体から各4人ずつ20人が指導に参加。各団体から1人ずつの5人編成で4班に分かれて市内の一人暮らし老人世帯40件を訪問し、電気、ガス、暖房器具の安全確認や、健康チェック、防火を指導した。
東北電力(株)は漏電検査と室内の配線の点検をして「古くなった延長コードや冷蔵庫の裏の折れ曲がったコンセントは危険ですよ」、北陸ガス(株)はガス警報機や風呂場や台所のガス器具、室内のガスストーブの点検をして「ストーブとホースを接続するガス管は古くなるとガスが漏れやすい場所」などとお年寄りと一緒に確認しながら注意を呼びかけた。
(株)コロナは石油ストーブの掃除をして安全を確認し、古くなった点火装置は新しく交換。市健康福祉課職員は、市が貸与している緊急通報装置の使い方の指導などを行ない、消防職員は灯油の保管場所を確認し「ストーブに灯油をたすときに、火は絶対に消してくださいね」と声をかけ、「ほかに困ったことは?」にお年寄りは「困っていることは、年をとったことくらいかねえ」と笑顔で答え、安全の点検に感謝していた。
同本部では、12日には栄町ガス組合、下田村プロパン組合、役場と協力して各10世帯を巡回指導する。また、このほかに1日から15日までの間に消防本部職員が2人1組になり同本部管内の100世帯を巡回指導している。
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