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燕三条JCが高橋三条市長とタウンミーティング(2003.11.14)
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燕三条青年会議所(杉野真司理事長)は13日、三条市北新保2、三観荘でタウンミーティングを開き、高橋一夫三条市長を招いて教育や合併などについて意見交換した。
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燕三条青年会議所が高橋散所市長とタウンミーティング
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同青年会議所は今年度事業として6つの委員会に分かれて県央地域の11市町村に出向き、それぞれの地域の団体などと交流するタウンミーティングを行っている。この日は、三条市を担当する活力あるまち創造第一委員会(斉藤孝之輔委員長)が開いたもので、杉野理事長はじめ同委員会のメンバーら11人が出席。高橋市長に今後の市の動向などを質問し、意見を聞いた。
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教育や合併について話す高橋市長
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高橋市長はあいさつで保育について話した。現代の保育は子どもを「ただ預かっている」だけで年を追うごとに問題が起き、子どもが被害者となって苦しんでいる。教えて育てるのではなく、失敗から学ぶ幼児教育の必要性を説き、来年から市でも勉強しようと考えていると話し、青年会議所メンバーにも「思い切っていろいろな失敗をして卒業してください」と激励した。
メンバーの救急救命センター設置の質問に高橋市長は、県知事が30分以内に搬送できる地域は救急救命センター設置を摘要除外と考えていることを話す一方、金子前知事は県央地域が大学や救急救命センターの設置を要望しても、いざ具体化となると「三条に、燕に、吉田に、となるから、まとまらない。何も言わなくても上越と同じくらいの規模になれば、陳情しなくても県としてやらざるを得ないと話された」と話した。
さらに、「そういう意味からもやはり合併は必要。ばらばらになっていないで早くひとつになるべき」と、合併の重要性を話した。
しかし、燕市の住民投票で合併反対が多数を占め、県央東部5市町村の合併が遠のいたことで「現在、三条市は新潟、長岡、上越の次くらいだが、経済的にも人口規模にしても、ここしばらくでずーっと沈んでしまう」と危惧した。
また、今回の合併は交付金の優遇や特例債など有利な条件があるとして「それをあえて、みすみす放棄したところと、他はそれを使っているわけですから」と高橋市長が合併の住民説明会などで話してきた昭和46年に合併した上越市と合併していない三条市と燕市の人口や財政的な差とは違い、今後はこの地域と周辺との差は、もっと大きなものになっていくと話した。
ほかにも、地域通貨や教育などについて意見交換した。
燕三条青年会議所
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