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国道8号線の三条大橋を含む1.05kmが4車線化(2003.12.4)
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一般国道8号線の三条市上須頃地区から直江地区にかかる三条大橋を含む前後1.05キロ区間の4車線化工事が完了し、4日午後3時に供用を開始した。
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手前が新たに供用を開始した新潟方向への2車線
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三条大橋の架け替えによる4車線化に向けた工事は、昭和49年度に事業化を開始した三条市大島から直江町までの延長6.14キロの「国道8号線三条拡幅事業」の一環。平成8年度までに下須頃から土場までの三条大橋463メートルを除く4.5キロ区間で4車線化供用、三条大橋は平成7年度に4車線化に着手し、11年度に2車線を供用開始した。
橋の架け替えなど今回、4車線化した区間の総事業費は約140億円。橋の新潟方向側は坂になっているため冬場に凍結しないように三条市内では初めて、凍結抑制舗装を施している。
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開通直前の済生会三条病院前の交差点
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開通に伴う特別なセレモニーは行わなかったが、国土交通省北陸地方整備局新潟国道事務所や工事関係者のほか、小雨が降る寒さのなかで集まった市民らが見守った。
三条大橋は長岡方向から新潟方向に向かう車線の架け替え工事の間、新潟方向から長岡方向に向かう2車線を対面通行にしてきた。長岡方向から新潟方向に向かう車を済生会三条病院前の三条小橋付近で一時停止させて車線を変更。三条署員が信号機を調整し、午後3時ちょうどに関係者がバリケードを撤去して開通した。
前後が4車線でも三条大橋が2車線がボトルネックとなり、これまで付近は慢性的な渋滞が続いていたが、4車線化に大きく改善する見込み。開通を見守る市民は「これで渋滞が緩和されれば」と4車線化を喜ぶ一方、「済生会病院側の国道403号線から8号線に右折する車は、信号が変わっても突っ込んでいく車が多く、さらに右折しにくくなって事故が起きなければいいが」と心配する声もあった。
同国道事務所では4車線化によっての交通の流れなどを調べるため、11月に三条市内の交差点など数カ所で交通量調査を行っており、来年にも調査を行なって比較する。
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みちナビ新潟
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