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三条署などがコンビニ強盗模擬訓練(2003.12.12)
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三条署と新潟県コンビニエンスストア防犯協議会は、年末の犯罪防止対策の一環として11日午後2時半から三条市林町2地内のコンビニエンスストアで強盗模擬訓練を行った。
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11日、三条市内のコンビニエンスストアで行われたコンビニ強盗の模擬訓練で金を出すふりをする犯人役の警察官
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県内では、今年になって9日までに11件のコンビニ強盗が発生。昨年の6件からほぼ倍増していることから行ったもので三条、燕、見附、与板、加茂、巻の各警察署管内のコンビニエンスストアの経営者や店舗責任者など約50人が参加。午後1時半から三条署で防犯研修会を開いてから模擬訓練を行った。
三条署近くのコンビニエンスストアで、警察官が強盗犯人役となり、客を装って缶コーヒーをレジカウンターに置くと、代金をポケットから出すふりをして刃物を店員に向け、「金を出せ!金!」と大声で脅した。店員が非常ベルを鳴らすと、驚いた犯人は何もとらずに店外へ走り去った。
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コンビニ店前で訓練の内容を説明
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この間、わずか10数秒のできごとで、店員は「訓練とわかっていても怖かった」と話し、金を渡す想定だったが手が震えてレジ操作がうまくできず開けられなかった。
店内で見ていた参加者らも「短時間で驚いた。脅されるということは想像していたよりも怖かった」と犯行の恐怖を実感し、さっそく講習と訓練を生かした対策を実践すると話していた。
講習を行った県警本部の山田六治郎生活安全部生活安全企画課課長補佐は「未然防止や検挙には、店、住民、警察の地域の連携が大切」とふだんからの準備や心構えが大切とし、万が一、犯行が起きたら人命第一に行動し、逮捕につながる逃走車の車種、ナンバーなどの情報を見逃さないよう求めた。
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