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三条市でネット使った教育コンテンツ配信、EduMartの公開授業(2003.12.19)
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総務省が進めるコンピュータネットワーク型の教育用コンテンツの流通のためのプラットホームの開発・実証実験「EduMart(エデュマート)」に全国8つの自治体のひとつとして参加している三条市は18日、三条市立旭小学校(小松利夫校長・児童65人)で実証実験で提供される教育コンテンツを使った公開授業を行なった。
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三条市立旭小学校で行われたEduMartの公開授業
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学校で使われる教育ソフトは既製のパッケージが主流だが、より教師のニーズや教育現場に合ったコンテンツの提供を目指すのがEduMart。ソフトの購入前にネット上で内容を確認、必要なものだけを購入できるシステムで、平成14年度から総務省が学校教育の情報化の一環として取り組んでいる。
三条市は市内22小中学校すべてを高速ネットワークで結ぶこともあって実験対象の自治体となり、ことし6月から利用している。
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沖縄と北海道の調査結果を発表する児童
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公開授業は、パソコン教室で5年生の全児童11人が参加する社会科の授業を公開した。学校、三条市、総務省、サポート企業など関係者らが見学し、児童は1人1台のパソコンを操作し、実証実験システム上で提供される教育用ブロードバンドコンテンツを利用して沖縄と北海道について調べた。
地図をクリックすると、小学校や仕事などの生活や名所などの画像と説明が表示され、児童は気になった画像を印刷して感想や疑問を書き込んで発表。「写真や説明があっておもしろい」と積極的に授業に参加していた。実証実験は今年度いっぱいで終わる。
■関連リンク
ネットワークを通じた教育用コンテンツの配信実験(EduMart(エデュマート)実証実験)の本格開始
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