ニュースタンク
|
...見出し一覧へ
|
|
年末年始商戦を前に三条消防が大型店の特別警戒(2003.12.19)
|
|
|
年末年始商戦の書き入れ時を前に19日、三条地域消防本部(堀内俊夫消防長)は三条市内の店舗面積1,000平方メートル以上のスーパーなど物品販売店30店で特別警戒を行い、避難経路の確保を中心に検査、指導した。
|
ウエスト三条店で特別警戒を行う三条地域消防本部職員
|
この時期、スーパーや量販店では年末年始向けの商品のストックが増え、避難経路にまで商品を並べがち。避難経路の維持管理がおざなりな状態での火災は、被害の拡大を招く恐れがあり、未然防止をと毎年、年末商戦前に特別警戒を行っている。
午前9時から同本部職員が2人1組の2班で手分けして各店を順番に検査。店内すべての出入口や避難口、避難通路、階段に避難の障害になる荷物や商品が置いていないか、誘導灯は点灯しているか、防火シャッターの下に障害物はないかなど、店の人と一緒に店内を回って点検、指導した。
午前中に訪問したウエスト三条店=五明=では、避難障害にあたるものはなく、すべて点検に合格。消防職員は「朝のミーティングで、皆さんにも指導をお願いします」と、すべての店員の火災予防意識の周知徹底や維持管理の継続を求めた。
この日の特別警戒では、食料品店のバックヤードに荷物があふれていたことなど、2、3割の店舗で指導を行い、その場で改善してもらった。
|