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コミュニティー消防センターの完成した燕市消防団の2部に積載車を配備(2003.12.21)
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燕市消防本部(小野塚栄治郎消防長)は、21日午前9時から同本部で燕市消防団(斉藤慶蔵分団長・23部430人)の第1分団第3部と第2分団第2部にコミュニティ消防センターの完成に伴って配備する小型動力ポンプ積載車の引き渡し式を行った。
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燕市消防本部が燕市消防団の2つの部に配備した小型動力ポンプ積載車
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同市の白山町、寺郷屋、下太田などを管轄する第1分団第3部のから5人、中央通りを管轄する第2団第3部の15人の消防団員が出席。小野塚消防長は「コミュニティ消防センターの完成と積載車両の導入で消防団の機動力もアップする。地域の皆さんの安全と安心の確保を図っていただきたい」と話し、緊急自動車なので事故に気をつけて冷静な運転をと求めた。
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積載車に機材を積み替える消防団員、手前が手引きの2輪車
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両部は、40年以上前からリヤカーのような手引きの2輪車に可動式ポンプやホースを載せて人力で引き、火災現場へ向かっていた。団員は2輪車からポンプや装備品を2トン車を改造した新しい積載車両に積み替え、「念願の積載車。手引きはつらいし、時間もかかったが、今後は即、対応できる」と喜んでいた。
燕市では平成元年から市内23部の消防団を核とした地域密着型の防災活動の拠点となるコミュニティー消防センターの建設を進めている。今回の積載車は、両部がそれぞれ管轄する下太田と中央通り5のコミュニティ消防センター2棟の完成に伴って配備した。
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完成した第1分団第3部のコミュニティ消防センター
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完成したコミュニティ消防センターは、いずれも木造2階建てで、1階が積載車の車庫、2階は10畳の和室。事業費は2トンの積載車も含めてそれぞれ約1,100万円。今回の配備により、同消防団で手引きを使っているのは、同本部に近い秋葉町を管轄する第1分団第1部だけになった。
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