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[NUM総合講座レポート(11)]中林國治三条商工会議所調査役(2003.12.22)
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平成15年12月10日
テーマ:三条・燕の地場産業と今後
講師:三条商工会議所調査役 中林國治
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新潟経営大学3年大矢拓磨さん
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中林國治先生によると現在、苦しんでいる地方中小企業は、売上減少の厳しさに増して、ロット数の少なさや、納期の短縮、単価の低さも影響しているとのことでした。
また、ライバルは国内だけでなく、中国、その他の海外企業であり、製品の低価格化が浸透し、広い視野での経営が必要とのことです。
地方中小企業が生き残るためには、「その業種で1番のシェア」「人の関心、需要をひく商品」「海外に生産拠点を持っている」「特別な技術、特別な商品」などが必要で、生き残っている企業の共通点は、「従業員の育成、社内管理がしっかりしていて、従業員の働く動機付けがはっきりしている企業」とのことでした。
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中林國治三条商工会議所調査役
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「社長の考え方が明確でない企業」はうまくいかず、「企業は人の集まりであり、人が主役にならなければ動かない」という考えが大切なようです。
最後に、私達若者へ向け、世界という選択肢が拡がった分、アジアンパワーと協力し、しっかりとした目標を持つことが必要であるとエールを贈っていただきました。
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