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田上町脱会後、初の三条・栄・下田合併協議会設立準備会会議(2003.12.25)
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田上町の脱会により三条、栄、下田の3市町村で合併協議を進める三条・栄・下田合併協議会設立準備会は25日、三条市体育文化センターで田上町脱会後、初めてとなる第6回会議を開き、3市町村での合併しない場合、合併した場合の人口や財政フレームを決めた。
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25日開かれた三条・栄・下田合併協議会設立準備会の第6回会議
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委員18人のうち17人が出席。合併した場合としなかった場合の人口と財政フレームや補正予算(歳入歳出とも1,358,000円追加)、田上町が脱会したことによる同会の組織、運営に関する要領の一部変更、傍聴要領の一部改正を事務局の原案通り決めた。
人口フレームは、平成17年で3市町村合わせた人口を104,778人とし、20年後の平成37年には合併しないと85,633人、合併すれば目標人口を10万人とした。合併しても少子高齢化の進行により人口増加は期待しにくいが、合併で減少を低く抑えることができるとした。
また、田上町の脱会と第6回会議で決まったものを基本とする内容を3市町村の住民に説明するため、各市町村で広報紙とともに住民に配布する資料原案を事務局が説明。これについて栄町の木菱晃栄委員は「できれば、栄町と下田と三条と対等(合併)という意味合いを盛り込んでいただければありがたい」と求めた。
三条市の岡田兵一郎委員は、県央東部合併研究会も4市町村の枠組みでも対等合併を前提としてきた経緯から、あえて対等合併をうたう必要はないのではと述べる一方、三条市の藤田雄司委員は栄町議会で対等合併が問題になっていることから、「今一度、栄町さんを考慮したらどうか」と栄町の立場に理解を示した。
ほかの委員からも資料に対等合併を含めるよう求める意見が相次いだが、最終的には「対等合併」の文言のない原案通りとし、不足があれば各市町村で別に作るということで了承した。
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