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spacer富士フォトコングランプリの蝶名林さんが丸井今井邸でモノクロ写真展spacer(2003.12.31)

三条市・丸井今井邸保存会(加藤昇会長)は、1月2、3、4日と16、17、18日の6日間、三条市丸井今井邸で写真展「遠い日の街角で」を開き、昨年の富士写真フォトコンテスト2001でグランプリを受賞した写真愛好家、蝶名林稔さん(49)=三条市西潟=の写真を展示する。

写真展「遠い日の街角で」のポスターと写真家、蝶名林稔さん

写真展「遠い日の街角で」のポスターと写真家、蝶名林稔さん

蝶名林さんは長男の誕生をきっかけに趣味で写真を撮るようになって20年近くになる。昨年2月に国内最大級のアマチュア写真愛好者の公募展、富士写真フィルムコンテスト2001の自由写真部門の最高賞のグランプリを受賞して注目を集めた。作品展はことし1月に三条市立図書館で初個展を開いて以来、2回目。

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キャプション

「ひとりぼっち」

「紫陽花の咲く家」

「紫陽花の咲く家」

展示作品は、すべてモノクロの半切サイズで30点。作品展のためにことし入ってから三条市内の定期露店市場や八幡公園、商店街通り、小学校のグラウンドなど生活感のある日常を撮影した作品だ。

三条市民ならだれにとっても子どものころから見慣れた三条の風景で、少年が町角に立ってぼんやりと景色を眺めているような、どことなく懐かしさも感じさせる。

蝶名林さんは近年、カラー写真を撮っているが、会場の今井邸が古い建築に似合う作品をと初めて、モノクロに挑戦した。

「三条の町は子どものころから見慣れた風景なので、感動を与えることはないのではと考えていたが、昔懐かしい風景に感動した」と蝶名林さん。見慣れた風景に新たな感動を発見、「今(現代)なんだけど思い出や懐かしめるのを感じてもらえたら」と話している。

6日間とも午前10時から午後4時まで、入場無料。また、同保存会は写真展来場者に前半3日間は甘酒、後半3日間はおしるこをサービスする。

■関連リンク

arrowOzemu Photo Gallery (蝶名林さんのホームページ)