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三条九重会の恒例新春かるた大会(2004.1.12)
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百人一首の競技かるたの三条九重会(吉田正禄会長・会員10人)は、11日午前10時から三条市中央公民館で第50回新春かるた大会を開き、小学生からおとなまで17人が参加して正月のかるたのイメージとは異なる競技かるたに真剣なまなざしで向かっていた。
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11日開かれた三条九重会の第50回新春かるた大会
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日本古来の小倉百人一首の普及と初心者からも競技かるたを楽しんでもらおうと毎年開いており、ことしでちょうど半世紀、50回目を数えた。
ことしの参加者は小中学生を中心に例年より少なめの17人。レベル別に1対1の個人戦で、1人が1試合約1時間を3試合行って競った。
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大きな音を立ててかるたをはじく
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競技かるたは、100枚の札のなかから25枚ずつ、持ち札を取ってそれぞれの陣地に並べ、読み手が上の句を読み上げるのを聞いて札を取る。敵陣の札を取ると持ち札を相手に1枚送ることができ、早く持ち札がなくなった方が勝ち。
参加者は読み手が札を読み始めると、全神経を集中させて札をにらみ、小学校高学年以上では札を確認した瞬間に「パンッ!」と大きな音を立てて札を払い飛ばした。百人一首の優雅なイメージとは裏腹に競技かるたは迫力満点。腕まくりをしてほほを紅潮させる人もいた。
また、三条九重会では毎月、第2、第4土曜の午前9時から正午まで三条市中央公民館でだれでも初心者かるた教室を開いているので、初心者でも気軽に参加をと呼びかけている。参加料は1回100円、問い合わせは三条市中央公民館(電話:0256-32-4811)へ。
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