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燕市長が吉田町長と合併について話し合ったことを明らかに(2004.1.14)
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燕市の高橋甚一市長は14日午前11時から市役所で平成16年定例記者会見を行い、前日13日に泉光一吉田町長と両市町の合併について話し合い、合併実現に向けた手続きや認識を確認したことを明らかにした。
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初めての定例記者会見にのぞむ高橋燕市長
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13日午後1時半から燕市役所で泉吉田町長と話し合ったもので、内容について高橋市長は「吉田町と燕市で、まず合併協議に入りましょう。(平成)17年3月に向かって合併を実現しようと確認した」と説明した。
話し合いで2点を確認した。1点は両市町の議会と行政が意見交換をする懇談の場を設けることをそれぞれの議会で相談し、早急に協議に入ること。もう1点は懇談の場で合併の共通認識が得られれば、任意協議会、法定協議会を経て住民に情報提供し、特例法の支援措置が受けられる期限内の合併実現に努力すること。
また、泉町長から両市町の合併が同時に旧県央東部との合併に進むことに町議や町民が心配していることをただされ、高橋市長は「現時点において県央東部は住民投票で否となったので、現在はありません」と答えたと説明した。
同時に県央東部との合併に反対が多数だった住民投票は、吉田町と三条市のどちらと合併するかの選択だったという認識を示し、重ねて吉田町との合併実現後については今は考えていないという気持ちを泉町長に伝えたと述べた。
任意協議会、法定協議会の設置時期については、16日に臨時議会を開き、予定されている燕市議会・合併問題調査特別委員会を設置してから市議に相談するため、今は発表できないとした。
会見では、ほかに、中野助役の留任、燕労災病院の存続、産業振興、新年度予算、ことし3月で市政50周年を迎えること、第3特別養護老人ホームと西燕保育園の建設を県に要望していることなどを1時間余り話した。
定例記者会見は開いたのは今回が初めて。住民投票運動で市民に対する情報提供が不足しているという認識から毎月、開くことにした。
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