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高橋三条市長は合併による県央の核づくり目指す(2004.1.16)
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16日午前10時から開かれた三条市議会合併問題等調査特別委員会で高橋一夫三条市長は「まず、3市町村でしっかり協議をして合併し、県央の核となる市をつくっていくことが大切」と話し、議会の理解と協力を求めた。
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16日開かれた三条市議会合併問題等調査特別委員会
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高橋市長はあいさつで、今のままでは県央地域は新潟市と長岡市の間に埋没し、地域の地盤沈下が起きるとして「この地域は上越や長岡に匹敵するくらいの地域になるべきと思う。県央地域の今の状況や合併特例法の適用期限を見据えた場合、まずは、三条、栄、下田の3市町村でしっかり協議を行って合併し、県央の核となる市をつくっていくことが大切」とした。
さらに法定協議会設置を審議する23日の臨時議会を前に、合併実現に向けての強い意欲を示し、議会の理解と協力を求めた。
佐藤和夫助役が三条・栄・下田合併協議会規約と平成15年度三条・栄・下田合併協議会予算(歳入歳出とも67,954,000円)のそれぞれ原案を説明した。
質疑で久住久俊委員は、県央広域合併は燕市と田上町が加わることで意義が深まるという考えを前提に、離脱した燕、田上が早い時期に再加入を求めれば特例法期限内に間に合うかと聞いた。高橋市長は「大変、変化の激しい時代。前もってどうではなくて、そういう事態になったときに3市町村が集まって考えたい」と答えるにとどめた。
また、法定協議会移行後のスケジュールについて市長公室長は「遅くとも10月ころまでには、合併協定書の締結が必要」との見通しを示した。
法定協議会設置を決める臨時議会は、23日に3市町村で同時に開かれ、法定協議会規約と補正予算が可決されれば、26日に設立となる。
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