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三条商工会議所の平成16年会員新春の集い(2004.1.16)
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三条商工会議所(渡辺勝利会頭・会員約2,800人)は、15日午後5時半から三条市・ハミングプラザビップ三条で平成16年会員新春の集いを開き、会員や来賓など合わせて387人が出席した。
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キャプション
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年頭のあいさつで渡辺会頭は、昨年は総合企画室開設、ITプロジェクトチーム設置など先を見越した態勢づくりに着手したが、20数年ぶりの会費改定見直しの業務に思いのほか時間を取られて「思うに任せずの年だった」と振り返った。
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年頭のあいさつを行う渡辺勝利三条商工会議所会頭
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地方の景況は依然として厳しいとしながらも、ことしの明るい話題をあげた。ひとつは同商工会議所の青年部新設。ひとつは、まとまった額の市商工振興補助金の支援を受けられる見通しによりテレビで全国放映されるようなイベントを行って町や産業をPRし、業界からも三条市政70周年の盛り上げを夢見ていること。
さらに、ことしを三条のグローバルイヤーと銘打って三条の将来のために若者が海外を自分の目で確かめる機会を増やせるよう呼びかけていくことなどを話し、最後に「この地域の経営者のみなさまの逆境をバネにする気力を信じ、景気回復の気配を確実にとらえる経営者がこの会員のなかからひとりでも多く生まれることを祈る」と期待した。
来賓の高橋一夫三条市長は、三条市、栄、下田の3市町村の合併は「どうしても成就させなくてはいけない」と話した。三条の市民性を「権力におもねない自立心があるという市民性とよく言われる、反面、協調性に欠ける」と評し、合併に向けて「よりよい市民性にしていかなければならないと考える」と話し、産業界は渡辺会頭、行政は自身が先頭に立って頑張るとした。
ほかに、菊田まきこ衆院議員、渡辺秀央参院議員が祝辞を述べ、平成16年新春躍進宣を全員で唱和したあと、田中寿市議会議長の音頭で乾杯、祝宴に移った。
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三条商工会議所
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