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09年国体ウエイトリフティング会場予定地の三条高校体育館で正規視察(2004.1.21)
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2009年に二巡目の新潟県開催が内定している第64回国民体育大会で中央競技団体視察員の菊地俊美(社)日本ウエイトリフティング協会理事が20日、ウエイトリフティングの会場予定地となっている三条市月岡地内に移転建設中の三条高等学校などを正規視察した。
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2009年国体の中央競技団体視察員がウエイトリフティング競技の会場予定となっている三条市月岡地内に移転建設中の三条高等学校などを正規視察
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菊地理事長と開催県側の新潟県ウエイトリフティング協会、三条市、(財)新潟県体育協会、三条地域振興事務所、県準備委員会から計14人が出席。午前11時から三条市体育文化センターで概要説明会を開いて準備状況を説明し、菊地理事に運営面や施設などの指導を求めた。
午後0時半から三条市月岡地内の三条高等学校の建設現場で新校舎の図面を広げて施工業者から施設概要の説明を受けた。新校舎の体育館が不向きなら、ほかの施設を検討しなければならず、時間に余裕もあったので予定になかった三条高校の現体育館の視察も行った。
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菊地俊美(社)日本ウエイトリフティング協会理事
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講評で菊地理事は「まだ、図面上のことで、建物がないので」と前置きしたうえで「全般的には、さほど問題になるところはない」とした。
さらに競技施設の広さは問題ないが、気ががかりなのは強度。200kgのバーベルを180cmほどの高さから落とすこともあり、床の上に合板と発泡スチロールを組み合わせて衝撃を和らげるプラットホームを設置するが、それでも床下の補強が必要な場合もあり、「計算上、大丈夫でも競技中に床が抜けたでは困るので、ウエイトリフティングの特性を考えて、業者とよく相談して対処してほしい」と求めた。
ほかにも仮設練習場や休憩場、照度の確保、競技運営では審判の養成と同時に記録、進行、招集にも競技ルールを知ってもらうための講習を求め、宿泊施設は試合前の検量で体重調整もあるため会場近くが望ましく、宿舎への計量器の設置も指導した。
2009年の新潟国体では、三条市では秋季大会でウエイトリフティングと軟式野球(一般A)の2競技が行われる予定。軟式野球の会場に予定される三条市民球場は昨年10月に中央競技団体正規視察した。
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2009二巡目国体
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