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雪と強風に地吹雪と大荒れで交通網にも影響(2004.1.22) |
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この冬いちばんの寒波襲来となった22日、三条市では瞬間最大風速23.6mを記録するなど横なぐりの雪や地吹雪で大荒れの天気になった。
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事故による通行止めの影響で渋滞する三条燕インタ
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三条地域消防本部の毎正時の観測では、最大風速は正午に西南西風23.6mを記録。日中はたびたび風速20mを超える強雨が吹き荒れた。
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三条燕インタの通行止めを知らせる電光掲示板
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最高気温は青空がのぞいた正午の1.3度。午後7時までの最低気温は午後4時の−2.1度だった。未明から降った雪は午前9時に積雪13cmを観測した。
朝のうちは日が差すこともあったが、強風が積もった雪を舞い上げて地吹雪となって視界を妨げ、午後から再び降り始めた雪と風で視界は10m先も見えなくなることもあった。
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地吹雪の中、傘を盾のように使って帰る高校生
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路肩が見えにくいうえに雪で滑りやすい道路で車はスピードを落とし、学校から帰る高校生は息ができないほどの強風に顔を下に向けてところどころで立ち止まったりしていた。
また、この天気で北陸自動車道でも事故が多発し、三条燕インタかと新潟西インタの間が午後0時55分から3時間半の通行止めとなった。このため、長岡方面から新潟方面へ向かう車もすべて三条燕インタから出たため、同インタ出口は大渋滞した。
JR東日本の越後線で一部列車に遅れや運休が出たほか、信越線でも遅れが発生し、交通網にも影響があった。
新潟地方気象台の午後4時35分の発表では、24日まで風が強く、上中下越では大雪になるところがある見込みとしている。
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