三条市の積雪は昨冬最高39cmを上回る53cmに

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(2004.1.27)

27日の三条市は、前日26日夜からの雪が降り続き、積雪はついに50cmを超えて今冬最高の53cmに達し、昨冬の最高39cmも大きく上回った。

雪に埋まった三条市厚生福祉会館前駐車場の三条市の車

三条地域消防本部の毎正時の観測では、積雪は午前3時の41cmで昨冬最高だった14年12月11日の39cmを上回った。間断なく降り続く雪でじじわじわと積雪も増え、午前10時に記録した53cmがこの日、最高だった。

昼過ぎから雪は小康状態になり午後4時の積雪は50cmに減った。気温は一日を通して0度前後で、午後7時までの最低は午後2時の－0.6度、最高は午後6時の0.3度だった。

三条市では25日に続いて今冬2回目の全市一斉除雪を行った。これで除雪出動は6日連続。三条市厚生福祉会館に駐車してあった三条市の軽自動車は、車があるのを見落としてしまうほど、どっかりと雪がのしかかっていた。

また、燕市でもこの日、この冬、2回目の除雪を行った。午後1時の積雪は57cm（燕市消防本部調べ）で、市内では雪下ろしをしていた76歳の男性が屋根から落ちて救急車で運ばれる事故があった。

ただ、予報ではこれから寒波は緩む見込みで、雪との格闘はいったん休止となりそうだ。