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火災発生に備えて消火栓の雪の掘り起こし(2004.1.29) |
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三条地域消防本部(堀内俊夫消防長)は28日、積雪時の水利確保のため、雪で埋まった消火栓の掘り起こしを行った。
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28日行われた三条地域消防本部の消火栓の掘り起こし作業
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水槽を同消防本部職員が4人1組で数班に分かれて出動し、雪に埋もれた市内の1,800カ所余りの消火栓がすぐに使えるように雪を取り除く作業を行った。
赤い消火栓の標識を目印に、場所によっては目標物からの位置を記入したカードと金属探知器を使って消火栓の位置を確認。固く締まった雪はスコップでは歯が立たず、つるはしで割ることも。また、消火栓の上に雪が積み上げられ、2m近くも掘り返さなければならないところもあった。
同本部では毎月、消火栓の手入れを行って機能調査しているが、積雪時は火災が発生してから消火栓を探し、雪を掘っていたのでは、時間がかかるだけ火災の拡大を招くことから、定期的な作業とは別に掘り起こしを行っている。
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