|
2月1日までリサーチコアで長岡造形大デザインコース展(2004.1.31) |
|
|
長岡造形大学(豊口協学長)は、30日から2月1日までの3日間、三条・燕地域リサーチコアで工業デザインコース展を開き、卒業・終了選抜作品と在学生課題優秀作品を50点余り展示している。
|
2月1日まで三条・燕地域リサーチコアで開かれている長岡造形大学の工業デザインコース展
|
同大学は平成6年に開校の世界初のデザインの専門大学。昨年までは卒業作品展として産業デザイン学科と環境デザイン学科のすべてのコースの代表作まとめて展示、発表してきたが、今回はコースごとに分けて新潟市や東京を会場に展示し、各コースの勉強の成果も見てもらおうと授業での課題作品も展示するこにした。
産業デザイン学科工業デザインコースは、企画・調査も含めた「ものをつくる」プロセスを学ぶコースで、県央地域の企業からも関心が高く、地域の企業とのコラボレーションも行っていることなどからリサーチコアでの展示となった。
作品は、課題作品40点余りと卒業研究作品13点。課題作品は、形と機能一体のテーマで2年次の電卓と調味料入れ、新しい生活を提案する3年次前期の生活雑貨、後期の家電製品、企業との協力で制作した4年次前期のグループワークとその学年で学んだ成果を年次ごとに展示。
DIYのための巻尺式電卓、一時的鍋ふたホルダー、電子母子手帳、県央の企業も協力したスタンディングホースリール、缶ビール専用冷蔵庫などアイデアあふれる作品が並ぶ。卒業研究作品では自動車や情報家電としての薬箱、若い単身者向け家具、ファッションポータブルオーディオなど、それぞれ夢を形に出した作品を展示している。
会場には企業関係者や高校生の姿があり、大学生のアイデアやデザイン力に感心している。入場無料。午前10時から午後5時まで、最終日の2月1日は3時まで。
■関連リンク
長岡造形大学
|