|
「節分」の3日に三条市・本成寺で恒例の鬼踊り(2004.2.2) |
|
|
三条市・法華宗総本山本成寺(鈴木日艸貫首)は「節分」の3日、同寺で恒例の節分会を行い、午後1時と3時の2回、鬼踊りを披露する。
|
本成寺本堂で鬼踊りの練習を重ねる本成寺鬼踊り奉賛会
|
節分会は、午前7時半から牛の間で行う鬼の払いで始まる。今の西本成寺、直江町などの同寺門前の壇信徒23人がメンバーで、小正月すぎの18日から毎晩、冷凍庫のような本堂で練習を重ねてきた本成寺鬼踊り奉賛会(片貝幸久会長)が鬼などにふんして演じる。
|
節分会の行われる本成寺
|
払いが終わると鬼たちは、鬼踊りの慰問に出発。二手に分かれて条南小、南小、本成寺保育園、西鱈田小、いからしの里を回り、午後3時の公演後にも長和園とケアホーム三条を慰問する。
本成寺の本堂では、正午から地場産業振興特別祈とう会を行い、午後1時からと3時からの2回、節分大祈願会を行う。それぞれ鈴木貫首を導師に法要のあと、鬼踊りを行う。
本成寺の鬼は「善の鬼」と言われ、誰もが持っている悪い心、欲深い心などを表現してくれている。同寺では、旧暦の立春正月前日の節分は大みそかにあたり、鬼に豆をぶつけることで自己の反省をし、よい年が迎えられるようにと鬼踊りを見てほしいと話している。昨年は例年より少なめの5000人の人が訪れた。
3日は、午前10時から臨時駐車場コメリ四日町店と本成寺を往復するシャトルバスを運行する。
|