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節分を前に三柳・牛ケ島地区青年部が地元で鬼の出前(2004.2.2) |
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3日の「節分」を前に三条市の三柳・牛ケ島地区青年部(原信也会長・40人)は1日夜、恒例の鬼の出前を行い、会員がふんする鬼たちが地元の家を回って一足早く大暴れした。
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節分を前に三柳・牛ケ島地区青年部が地元の家に鬼の出前
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同青年部は20年余り前、三条市の三柳と牛ケ島の青年をメンバーに発足。家庭では節分の鬼の役はお父さんが定番だが、どうせなら地区の仲間で本格的な鬼になりきってやろうと平成3年から毎年、希望する家に鬼の出前を行っている。
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子どもたちは南京豆で応戦
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ことしの鬼は、子どものころに鬼の出前を体験した19歳の男性も初参加して全部で15人。午後6時ころに三柳ふれあいセンターに集まって赤鬼や青鬼、福の神の衣装を着た。
鬼は赤と青のスウェットの上下を着て腹に座布団を詰め、トラ柄ならぬヒョウ柄のパンツ。顔には鬼の顔を描いたプラスチックの漬け物おけ、髪には赤と青のビニールひも、手には紙製のマサカリやノコギリと手作りの扮装(ふんそう)で、昨年より2軒多い15件を2手に分かれて回った。
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三柳・牛ケ島地区青年部の鬼たちの記念撮影
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鬼たちは玄関から「うおー!」と大声を上げて家に乱入。「わーりー子はいねーか」と迫ると、小さい子どもたちはお母さんにしがみついて泣いたり、奥の部屋に逃げ込んだり。小学校低学年くらいになると笑顔で応戦し、マメをまいて「鬼は外ー!」。鬼がマメだらけになった家から退散すると、入れ替わりに福の神が子どもたちに菓子をプレゼントし、目を赤くした子どももニッコリだった。
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