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三条市保内公園の熱帯植物園は常夏の異次元世界(2004.2.5) |
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暦では春といえ、外は一面の銀世界。春本番はまだ遠く感じるが、三条市保内公園の常夏の熱帯植物園ではカラフルな花や果実が厳寒を忘れさせてくれる。
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三条市保内公園の熱帯植物園は花でいっぱい、手前に咲くのはテリハノバンマツリ
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外は氷点下でもガラス張りの温室の室温は暖房で20度前後。コートの必要はなく、ガラスの内側は結露してじめっとした空気で、熱帯植物の花の甘い香りが漂い、新潟の冬とはまるで異次元だ。
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色鮮やかなカトレアの花
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見上げる高さに実ったバナナ
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かれんなバウヒニア
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職員が作った寄せ植え
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天井まで伸びるつるに薄紅の花をつけたマメ科のバウヒニアや開いた花が青紫から白へ変わるナス科のバンマツリ。市場には4月ころから並ぶオレンジ色の花のマーメイド、ワインレッドのカトレアなどが開花している。
果実は青々としたバナナをはじめ、真っ赤に熟したコーヒーやレモン、パパイア、パイナップルなどが実る。どれも日常的に目にしているが、木に実っている姿を目の当たりにできることは少ない。
ほかにも職員が工夫を凝らした作った多肉植物の寄せ植えやワイヤを素材にした鉢カバーもあり、雪にうんざりしている市民を歓迎している。
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