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三条・栄・下田合併協の審議先行に三条市合併委から不満(2004.2.17) |
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16日開かれた三条市議会合併問題等調査特別委員会(藤田雄司委員長)で、6日に開かれた三条・栄・下田合併協議会の第1回会議の審議経過が報告され、3月末までに行う予定の1102の項目の制度調整や、調整する小委員会の開催日程が示されていないことなどで不満や意見が相次いだ。
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15日開かれた三条市議会合併問題等調査特別委員会
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相田邦雄委員は「議員は4人の(三条市議会選出の協議会の)委員に白紙委任状を預けたようなものになりはしないか」と、小委員会で調整される前に特別委員会で議論の必要性を訴え、これに対し藤田委員長は、小委員会後の報告だけでなく、事前に議題を特別委員会に示して意見を聞くことも必要であり、配慮するとした。
さらに相田委員は、新市建設計画が3市町村の町づくり総合計画を基本にするという説明について「3市町村の町づくりは法定協で初めて具体化され、議論されること」、「問題によっては住民投票も考えると方針を掲げて、そのために真剣に議会も行政マンも首長も議論し方針を出します、住民もそれに対して意見を言ってくださいとすればいい」と、場合によっては住民投票のを行う文言を示すべきとし、議論が深まらずにスケジュールが優先されて合併が進むことを警戒した。
また、西沢慶一委員は新市の名称など住民の関心事を決める小委員会の日程が出されていないことに不満を示せば、相田芳枝委員も協議会のスケジュールは示されても各委員会の直近の日程くらいは示してほしいと注文。市長公室長は常設小委員会を3月6、16、23、27日に開くが、特別小委員会の日程はまだ決まっていないとした。
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