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(有)こなかわの納豆「すずまる」が全国納豆鑑評会で受賞(2004.2.17) |
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三条市北新保2、(有)こなかわ(粉川隆市社長)の納豆「すずまる」が13日、名古屋市で開かれた第9回全国納豆鑑評会で全国納豆協同組合連合会長賞を受賞した。
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第9回全国納豆鑑評会で全国納豆協同組合連合会長賞を受賞した(有)こなかわの納豆「すずまる」
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鑑評会は全国の納豆メーカーが加盟する全国納豆協同組合連合会の主催で毎年、開かれており、今回は124メーカーが出展。色、形、におい、糸引き、味の5項目の評価で最優秀賞の農林水産大臣賞をはじめ、8つの納豆の受賞が決まり、こなかわの「すずまる」はそのうちの全国納豆協同組合連合会長賞に輝いた。
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「すずまる」を手に粉川隆市(有)こなかわ社長
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同社の出展はこれが5回目で、初めての入賞。これまで県内から4社が入賞しているが、今回は県内で唯一の入賞となった。
「すずまる」には北海道産極小大豆「鈴丸」を使う。ふっくらとした感触でくせがなく、豊かな風味とうまみが特徴。発酵が進むと、ほかの納豆よりじゃりじゃりした感じが出やすいため、保存に注意を払い、製造工程でも季節に合わせて管理方法を変えるなど、持ち味を引き出しながら短所を補っている。
同社は主に豆腐を製造しており、納豆の売り上げは全体の1割に満たないが、「自分が食べて、うまくないものは作らない」のがポリシー。粉川社長は「納豆で全国の賞がいただけるなんて考えもしなかった」と受賞を驚きと喜びで受け止めている。
「鈴丸」は1パック90g入りで100円。ただ、学校給食や生協などの団体向けが中心で、小売店での販売は行っていないが、同社へ出向けば個人にも販売してくれる。問い合わせは同社(電話:0256-33-1285、Eメール:info@konakawa.co.jp)へ。
■関連リンク
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