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県立加茂病院付属看護専門学校を47人巣立つ(2004.3.3) |
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加茂市青海町1、県立加茂病院付属看護専門学校(高橋芳右学校長)は、3日午後2時から加茂市文化会館で第31回卒業証書授与式を行い、47人が学びやを巣立った。
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県立加茂病院付属看護専門学校の第31回卒業証書授与式の記念撮影
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卒業生は女42人、男5人の20歳から38歳まで。准看護師の資格を持つ人が看護師を目指して2年間、学んだ。主に県内の病院に就き、助産師や保健師を目指して進学する人もいる。
式では、白い実習着の胸に赤いバラのコサージュをつけた卒業生とその保護者や家族、在校生、来賓、学校関係者ら約150人が出席。高橋学校長から一人ひとりに卒業証書を手渡した。
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卒業生当時を述べる木菱さん
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式辞で高橋学校長は「さらに自己研さんを積まれ、それぞれの職場で能力を十分に発揮され、大いにご活躍されることを願っている」と患者さんの良き支援者になってほしいと期待した。
来賓の小池清彦加茂市長は祝辞で同看護学校が平成18年に閉校すると昨年、発表があったことに「実現は厳しいものがあると思うが、加茂市は全力をあげて存続を願う」と述べた。
新潟市、青山岳史さん(31)の在校生送辞のあと、卒業生答辞で栄町、木菱くるみさん(20)は「わたしたちは看護師として社会人として新たな一歩を歩み始めます。今後、看護に従事して行くに当たり患者様に寄り添い、人の痛みのわかる看護師になりたいです」と述べ、時々、声を詰まらせ、目を潤ませていた。
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