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新潟経営大の地域活性ビジネススクール講座終了式(2004.3.7) |
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加茂市・新潟経営大学(蛯名保彦学長)は昨年4月から三条・燕地域リサーチコアで学外の社会人を対象にサテライトキャンパス「第1回地域活性ビジネススクール講座」を開設し、6日、同所でその修了式を行った。
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第1回地域活性ビジネススクール講座終了式の記念撮影
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同大学の開学10周年の記念事業の一つとして開設した講座。地域社会への協力や貢献を目的に経営者らの職業観を強め、意識向上など人材育成を図ろうと開設した。
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蛯名新潟経営大学長から修了証と科目認定証を受け取る受講生
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内容は経営戦略、マーケティング、産業クラスター論など全9科目で、4月から7月を前期、10月から1月を後期として8カ月間、平日の夜間3日と土曜午後の週4日間の講座を開いた。
受講生は29歳から70歳までの経営者や幹部社員、企業団体や行政機関の職員など16人で、働きながらの学習だったが、脱落することなく全員が修了式を迎えた。
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受講生の活躍に期待する蛯名学長
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修了式では、蛯名学長から受講生一人ひとりに修了証と科目認定証を手渡し、「受講して得たものを生かして、地域の産業、企業の再生に頑張ってほしい」と、講座でのスキルアップを生かした活躍を願い、労をねぎらった。
受講生総代の化粧品店経営水野一郎さん(49)=三条市西大崎=は「情報、知識をインプットしたわれわれが、ようやく1年たってアウトプットでき始めたかなと思うが、経営の結果を出すのはこれからが勝負」と気を引き締めた。
税理士石月良典さん(47)=三条市東新保=は「聴講しに来たという感覚でスタートしたが、内容はまったく違うものだった」などと受講の感想を述べ、職業観や人生観を見つめ直し、答えを出すことができたなどと成果を話していた。
同大学では、地域活性ビジネススクールの16年度継続を決めている。
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新潟経営大学
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