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県央工高への統合で最後となった三条工高の卒業式(2004.3.8) |
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4月から燕工業高等高校と統合、新潟県央工業高等高校となる県立三条工業高等高校(佐藤彬校長)は、8日午前10時から平成15年度第39回卒業式を行い、同校最後の卒業生168人が巣立った。
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新潟県央工業高等学校に生まれ変わるため県立三条工業高校として最後となった卒業式
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同校は新潟県立南蒲原郡立三条商工学校として明治44年に開校してから92年。昭和23年から県立三条実業高等学校、37年に商工分離で三条工業高等学校を設立、翌38年4月1日に開校した。そして、来年度からは高校再編の一環で、燕工業高等学校と統合し新潟県央工業高等学校として再出発する。
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式辞を述べる佐藤三条工業高校校長
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卒業生代表で感謝のことばをのべる宮城ジェフェルソンさん
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卒業生は機械科と電子機械の2科の2クラスずつと建設工学科1クラスの合わせて168人。卒業式にはほかに在校生、保護者と来賓、教職員らの合わせて830人余りが参列し、担任が卒業生一人ひとりの名を読んで起立させ、科ごとに代表3人に佐藤校長から卒業証書を手渡した。
佐藤校長は、卒業は自分という船の船長となり責任を持って進む新たな航海の始まりと例え、「七転び八起きの精神で、夢の実現を目指して進んでください」と期待し、母校の名前は変わっても温かい目で見守っていてほしいと述べた。
在校生を代表して生徒会長の2年渡辺哲さんがお祝いのことばを述べ、卒業生代表で前生徒会長の宮城ジェフェルソンさんは「歴史と伝統ある三条工業高等学校で3年間、卒業を迎えることができたことを誇りに思う」と感謝のことばを述べた。
全員で40年間歌われてきた校歌を斉唱し、拍手に送られて卒業生は退場した。卒業生の進路は進学123人、就職48人、その他16人となっている。
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新潟県立三条工業高等学校
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