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燕小池小で児童78人が吐き気などで欠席(2004.3.11) |
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燕市立小池小学校(河合保夫校長・児童372人)で11日、全校児童の2割を超える78人の児童が吐き気や嘔吐(おうと)、腹痛などを訴えて欠席し、燕市教育委員会では原因などについて調べている。
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児童78人が吐き気などを訴えて欠席した燕市立小池小学校
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前日10日の給食後から児童に症状が表れた。児童は吐き気をもよおしたり、嘔吐や腹痛、下痢などを訴えており、教諭3人にも症状が出た。この日までに入院した児童はいない。
同校はこの日、全校児童を4時間で下校とし、12日は4年生以下は弁当持参で普通授業、5、6年生は学年閉鎖の措置を決めた。
症状が高学年の児童に多く出ていることから、5、6年生の欠席した児童の検便を行い、同校の水道水の残留塩素の調査を行った。また、「手洗いやうがいを行うこと。体の具合の悪い人は早めの受診を」と学校通信で呼びかけた。
燕市教育委員会学校教育課では、保健所と学校医の指導により調査しているが、原因はまだわかっていない。給食後に発症しているが、同校と同じ給食を食べているほかの市内の小学校では同じような症状は発生していない。
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