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下田村牛野尾谷地区で地域ビジョン発表会(2004.3.14) |
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県が支援する地域ビジョン策定地域に認定された下田村牛野尾谷地区では、地域ビジョン運営委員会(石月石栄会長・24人)を中心に地域住民主体で地域ビジョン「しただにきたらよってげてい・秘境!牛野尾谷」を策定し、13日午後1時から下田村早水、よってげ邸で発表会を開いた。
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13日に下田村牛野尾谷地区で開かれた地域ビジョンの発表会
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牛野尾谷地区は、牛野尾、早水、濁沢、葎谷、遅場の5つの集落で、全128戸、470人余りからなり、地区の子どもからお年寄りまでが地域ビジョンづくりに参加した。
まずアイデアや具体策を4つに分類。旧早水小学校を利用した宿泊施設「よってげ邸」の活用をはじめとした施設系、自然活用組、イベント・交流・伝統芸能系、特産品開発組の4グループに分かれて地域の未来像を描くビジョンを策定し、16年度事業取り組みスケジュールの「夢実現への行動計画表」をつくった。
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参加者で記念撮影
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発表会には0歳から80歳代まで約60人が出席し、グループごとに合わせて11の計画を発表した。内容は、佐渡やビッグスワンまで見える蕗山(標高560m)の遊歩道や登山道の整備、携帯電話の圏外を解消する携帯アンテナ設置署名運動、イルミネーションを施したクリスマスツリー設置、かまくらなど雪を生かした豪雪まつりなどで、石月会長は「夢に向かって力を合わせ、ビジョンだけで終わらずに、いい村になっていけばと思う」と夢を膨らませた。
地域ビジョン策定地域は、県が平成13年度から重点課題として位置づけた「緑の山里・いきいき夢プラン戦略」の一環。豊かな自然や地域固有の伝統、文化をもつ中山間地域の住民が主体となり、それぞれの地域の将来に向けてのビジョンづくりや実現に向けての取り組みを支援する。
下田村では五百川地区が14年度から取り組んで今年度、認定を受けて地域ビジョンを策定。来年度からは実現に向けて取り組む。
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