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(株)セキカワ、学校への不審者撃退に刺股30本を燕市に寄付(2004.3.16) |
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燕市幸町、金物卸業(株)セキカワ(関川徳雄社長)は15日、学校などで不審者の対応に役立ててほしいと同社の防犯用具、刺股(さすまた)「護衛モン」30本を燕市に寄付した。
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刺股を高橋市長(右)に手渡す関川(株)セキカワ専務(左)
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午後3時半に関川昌徳同社専務が市役所を訪れ、高橋甚一市長に刺股を手渡した。市では市内の小学校と幼稚園、保育園に刺股を設置する。
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刺股の使い方を実演
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刺股は主に江戸時代に罪人を逮捕するために使った武器で、長い柄の先に二またに分かれた頭部をつけたもの。相手から距離を置いてのど首を押さえることができ、2001年の大阪・池田小学校の児童殺傷事件をきっかけに全国で校内への設置が進んでいる。
同社の「護衛モン」はアルミ製で重さ1.2kg、長さ210cmの柄がある。衣服に引っかからずに不審者を中心に滑り込ませる形状や押さえ込みやすいハンドルを取り付けるといった工夫を施してある。
関川専務も小学校に通う子どもをもつことから、市内の学校などで子どもたちの安全確保に役立ててほしいと話し、高橋市長は「こういうのを使わないですむような世の中なら一番いいが」と話していた。
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